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映画「聲の形」感想

先日、24時間テレビの裏でNHKで放送されたことが話題となっていましたね。私もNHKで再放送を含め二度鑑賞しました。

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視聴後の素直な感想は、「(石田が)生きててよかった。」でした。

涙脆いということもありますが、観ている間ほとんど泣いていた気がします。(最近見たアニメとか映画は大体泣いてる)

 

さて、聲の形の主人公は石田将也という男の子。小学生の頃クラスに転校してきた聴覚障がいをもつ西宮硝子へのいじめから話がはじまります。このシーンはめちゃくちゃ胸糞悪いです。聴覚障がいの子が出てくるということ以外何も知らずに見たので余計にかもしれません。西宮さんをからかう石田の無神経さや周りの残酷さが際立つシーンです。きっとこの胸糞悪さがこの物語には必要で、その後の母親同士のシーンの衝撃もなくてはならないものなんだと思います。

月日が流れ、高校生になった石田が西宮さんに会いに行き、石田と西宮さんの周りの人間関係が動き出します。

正直このやんちゃないじめっ子がどうなっていくんだと思っていましたが、ああどうか赦されてくれ。と思いながら見てました。

石田や西宮さんだけでなく、聲の形に出てくる登場人物はみんな何かを抱えています。それぞれが抱える問題にぶつかりながら、周りを、そして自分を受け入れていく物語だと思います。

特に石田みたいな、クラスメイトが自分の悪口を言ってるように聞こえる、みたいな感覚は少なからず経験したことがあります。でも、それってただの自己肯定感の低さでしかないんですよね。

 

話は逸れますが、私は大学で手話の授業を選択していました。簡単な授業で、特に資格を取ったりというわけではないのですが、ある程度劇中の手話は読めるかなあ?程度です。

ただ、指文字はどうしても覚えられない!!

多いし!

だから最後に植野があの二文字を指文字で伝えたのも、不器用なりの愛というか何というか。めちゃくちゃ感動しましたね。

 

原作では映画のその先の話も辞めるそうなので近いうちに読みたいなと思います。それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

コミュニケーションって何歳になっても難しいよね