映画「きいろいゾウ」感想
こんばんは。大学へは多くの学生がJRを利用して通学しているのですが、この寒さのせいか18時半頃からJRが運休になりました。授業がない時期だからか代替のバスも出ず、帰宅難民がちらほら。そんなこんなで時間があるので、今日もまた映画の感想を書かせてください。3本目は宮崎あおい、向井理主演の「きいろいゾウ」です。 前回の舟を編むに引き続き、宮崎あおいがかわいいです。
※ネタバレ注意
開始1秒で宮崎あおいの裸を見られる映画なんてこれぐらいのものではないでしょうか。
なんだか難しい話だ。というのが素直な感想です。この物語は、宮崎あおい演じるツマと向井理演じる売れない小説家で介護施設で働く夫のムコ、2人の関係を主軸に、4組のカップルが描かれています。
はじめ、ツマ、ムコと呼び合う2人が不思議だったのですが、それぞれの名前が妻利さんと無辜さんだったのですね。それがわかるまでは、この2人には名前で呼びあえないような理由でもあるのだろうか、と深く考えてしまいました。
前半、ツマに植物や動物の声が聞こえること以外はほのぼのとした夫婦の物語かな、と思って見ていましたが、後半から夫婦の関係は拗れていきます。
後半何度か見られるツマが不安定になるシーンは、あまり観ていて気分のいいものではありませんでした。特に、蛇口を押さえるムコの手をコップで殴り続けるシーン。あれにはどんな意味が込められていたのか、私にはわかりません。なんだか、こちらまで不安な気持ちになってしまいました。
ところで、極めて個人的な感想になってしまうのですが、ムコとツマが2人で海に行った場面で、ツマの感情がウワーーっとなってムコを困らせた後に、海だよ!と急に楽しみだすあの感じ。どこかで見たことがありますね。そうですね。彼氏といて機嫌が悪くなった時の私です。いつも大変ご迷惑をおかけしております。それでもなんだかんだうまくいってるんだからいいんです。私が言うことではないですが。
さて、話はそれましたが、最初から最後まで、なんだか難しいお話だな〜、結局どういうことだったんだろ〜〜という感想になってしまいました。ここまで読んでくださった方、すみません。きっとこれはもっと考えずに感じながら観る恋愛物語だったのかもしれませんし、結婚してから見たらわかることもあったのかもしれませんね。
機会があれば原作を読んでみたいと思います。
それにしても、冷奴にミロはおいしくなさそうでしたが、あれがいい味を出してましたね。